小矢部の里山で自然派カフェ経営、63歳からの挑戦‼

三井アウトレット北陸小矢部の近くの里山の日々をつづります。

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起業から3年を振り返るーとやま呉西圏域共創ビジネス研究所での講師ー

株式会社伊造の代表取締役服部容子です。

2021年が終わろうとしてしています。今年の後半の事業について記します。

起業から3年。

「とやま呉西圏域共創ビジネス研究所」での講演の要請を受けました。

テーマは「地域資源の再生とビジネス」。

これは、私にとって今年後半の重大な出来事!

富山大学地域連携推進機構の塩見一三男先生の訪問を受けたのが6月。

起業からの3年をまとめるのにちょうどいい機会と考え、快諾しました。

会社経営とは程遠い生き方をしてきた私にとって、「マネジメント」の重要性はわかるものの経営に活かすのに苦慮の日々です、今も。

10月27日富山大学高岡キャンパスで、発表の場をいただきました。

株式会社伊造が取り組む持続可能な地域づくりをテーマに、

「現代を生き抜くためのマーケティング4.0」を中心に話しました。

例えば、「ペルソナの作成」。簡単に言うと、カフェのお客様の具体像を描くということです。29歳女性、3歳の子どもが一人いる。平日の5日間のパート勤務。インスタで可愛いものを投稿している。・・・

カフェのメニューを決めるのに使いました。こんな女性だったら、ランチに何を食べるのだろうかと。それで、まず決めたメニューがパスタ。また、幼い子どもをもつママは、どこで息抜きをするのだろうか。この近辺には、ないなあ。じゃ、作ろう。ということで、靴を脱いで上がる「お座敷」ができました。

 また、「SWOT(スワット)分析、クロスSWOT分析」は、企業としての強みや弱み、脅威を知り、強みをより有効に生かし、弱みの影響を最小限にすることを狙っています。その他にAIDMAPDCAサイクルボトルネック・・・等々。

どの理論も、弊社の根幹をなしていますが、「違う!」「忘れている!」と息子の登に指摘されることがしばしば。

経営を見直す機会を与えていただいことに感謝しています。

 

 次に、昨年と違ったのは、地域のイベントや出店に参加する機会が増えました。

秋は、火牛まつりでの弁当の販売。「秋の弁当ー栗」「秋の弁当ーさつまいも」は、暫らくで完売。商工会主催の春のお花見弁当販売、アウトレット駐車場での弁当販売、道の駅での物販コーナー等。

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火牛まつり「秋の弁当」60ヶ作りました。

 お弁当一つ一つに思いを込めて仕込み。最後は、時間に間に合うように必死で仕上げています。時間との戦いで、1回に20~80ケの弁当を作りました。カフェで販売している野菜たっぷりのオードブルも好評です。

 

 そして、イベントができるようになったこと。

 10月から「お寺でヨガ」を再開。毎回、定員いっぱいの応募があり賑わいました。 

私もマットを用意し、参加者のみなさんの様子を見ながら体を動かしています。講師のMANAMIさんの優しい声に心地よさを味わいながら、リフレッシュです。1,2月は寒いので、お休みです。

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まず住職からお話を伺い、心を整えます。そして、ヨガをスタート。

 サツマイモ掘りは、2組の親子が参加されました。虫取りも楽しまれたお子さんもいました。自然にふれたひとときになったようです。

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芋掘りに夢中の親子

 「かぶら寿司ワークショップ」は、6年目を迎えました。

リピーターが目立つ2021年のかぶら寿司ワークショップです。美味しい話には、笑顔があふれます。参加されたみなさんの家庭の味の一つになっていくと思うと、うれしい限りです。

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熱心にメモを取り、丁寧に漬け込むかぶら寿司ワークショップ参加者のみなさん

 原則2日間の参加を御願いしています。それには、作り方の全工程をお伝えしたいからです。多くの参加者は、家庭で何度も作られているようです。

 

施設の充実を図る。

カフェのトイレにおむつ交換台を設置しました。

お子さん連れのお客様に使いやすいように、設置しました。

早速、使っていただいているようです。

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白と黄色のおむつ交換台

 別邸金峰庵 稼働

 リフォームして、趣を新たにした宿所。

 簡易宿所として、軌道に乗ってきました。年末年始は、遠方からのお客様も多く、感染症拡大に気を付けながら、ご利用いただいています。大雪の中ですが、旅を楽しむ喜びが伝わってきます。

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朝食を楽しまれる宿泊客と鮭がメインの料理

 今後、ポタリングやウッドデッキを活かした事業展開など準備中です。後しばらく事業に集中していきます。

たくさんの方々に支えていただき無事2021年も終えます。

ありがとうございました。

スタッフの意欲を、社長面談で ー8月,さぁ4期目のスタート!ー

*1

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評価シートで振り返りを

株式会社伊造 代表取締役の服部容子です。

8月で、起業4年目を迎えます。

社員の雇用も、新たに契約です。

その際に、社長面談。

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テラス席に色鮮やかな羽のお客様が来店

昨年、社長面談を始めて実施。

その効果を実感したので、今年も行いました。

効果とは、スタッフのモチベーションや技能向上が見られたのです。

これは、評価シートを基に弊社が目指している理念や業務内容、接客態度を改めて確認。社員の指導に繋がったからだと言えます。

素晴らしい勤務ぶりには、賞賛を惜しまずに。

「私語禁止」の自己評価に、「はっ」とした表情のスタッフもいました。

その際は、状況を確認し、私語禁止の大切さ、理由等を説明し、

勤務の改善に活かされました。

学生のスタッフも多く、就職活動や卒業を前に退職です。

そのため、暫らくでメンバーが入れ替わったり、休んだりします。

スタッフの指導が重要となってきます。

 

30分間、評価シートの記入。そして、勤務の様子や考え、思いを聞きました。

評価シート①は、100点満点で自己評価します。

②は、記述式です。

評価シート①で、カフェの勤務の基本を確認します。

うれしいことに、昨年よりも点数がアップしていること。

100点が大半の人も。控えめの80か90点ばかりの人も。

できていると思うけど、100点はどうかと思うので・・・と。

いずれのスタッフも、接客の仕方に向上が見られます。・・・と私は思っています。

お客様、スタッフ同士の挨拶の声は、はっきりと聞こえるようになりました。

料理を提供するときの、厨房内での

「お願いします。」

「ありがとうございます。」

は、作業及びスタッフの連携に生かされていると感じます。

接客7大用語は、少しずつ身についてきています。

それにしても、何も知らない飲食業に取り組んで戸惑っているのが、私自身です。

「恐れ入ります。」

「かしこまりました。」

は、普段口にすることがなかったので、自然と言えるように努めています。

お客様にお客様としての接し方がどうあればいいのか

試行錯誤しながらの日々です。

 

評価シートで意外なことに、

〔11 基本心得 店名の由来やコンセプトを説明できる〕

理解しているスタッフが少ないということ。

バッシュワーバリーは、「小鳥のさえずり」や「ウグイス」の意味であることは

スタッフの皆さんは知っています。

由来となると説明できないのです。

知ってもらうよい機会にしています。

由来は、「この里山では、ウグイスが、2月下旬になると鳴き始めます。

ウグイスは、美しい鳴き声で知られていますが、初めから美しく鳴けません。何度も練習を重ねることによって、美しい鳴き声になります。

そんな成長する姿をカフェの経営に重ねたものであるとともに、来店いただいたお客様にも成長とは大げさですが、気づきや前向きになれる場でありたい。」と思いを込めたものです。

ニューコンセプトは、

「自然との再会」です。

私たちは、自然の中で育まれてきました。

緑豊かな自然に囲まれたこの地の素晴らしさや

先祖代々がこの自然を守り活かしてきたことを

カフェ内やメニューに活かしています。

2階の図書コーナー「知の森」の本の内容をみていただいても知っていただけると思います。

これらについては

メニューブックの最初のページに書いてあります。

評価シート②…これは、今年初めて実施。

例えば、〔5 お客様のご来店と、呼び鈴が同時でした。料理も丁度、出来上がりました。ご案内・オーダー・料理提供 あなたが一人で接客する場合は、どの手順でどのように行いますか。〕

弊社の正解の手順は、

料理の提供 → オーダー → ご案内 です。

全スタッフ、正解です。

「どのように行いますか」は、今後さらに

向上の余地のあるところです。

 

30分間の面談は、今後の勤務にプラスにしたいと考えて1年に1度設けています。

スタッフにとっても

働きやすい、働き甲斐のある職場でありたいと

日々考えています、簡単ではないですね。

 

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テラス席には、キラキラと夏の日差しが   「白雲」(桃)の仕上がりを待つお客様

うれしいことに

ただいま、かき氷専門店「北黒坂」のお客様が増えています。

人気の第1位は、「白雲」(桃)です。だんとつです。

   第2位は、「加賀」(加賀棒ほうじ茶)

   第3位は、「紫翠」(抹茶)

   第4位は、「香雪」(梅)

テラス席で、かき氷を口にしながら談笑する姿見られます。

氷で暑さを楽しんでいただけたらいいなと思いながら、

お客様を眺めています。

私は、日々、シロップ作りにも精を出しています。

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氷に占拠された冷凍庫内

 

 

 

 

 

 

*1:ここに脚注を書きます 

かき氷専門店「北黒坂」営業中  ー7月3日(土)オープンー  

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香ばしい加賀棒ほうじ茶「加賀」がお薦め! 令和3年7月3日オープン

株式会社伊造 代表取締役服部容子です。

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雨でしっとりとした佇まいのカフェ前

氷を削るコツを覚えるため、味見のためにと、何杯ものかき氷を味わいました。

暑い日に、美味しかったです。

じっくり時間(72時間だそうです)をかけて凍らせた氷が美味しいと、「金沢氷室」(金沢市クラモトアイスさん)の氷を準備。

氷を削るときの氷の温度を見極めることがポイントだと。

クラモトアイスさんの氷のプロ(自称)からリモートで教えていただきました。

 

かき氷専門店「北黒坂」。

北黒坂とは

かつて源平合戦の兵士が、この安楽寺から「北黒坂」を通って倶利伽羅峠に向かったと源平盛衰記に記述があります。なんと、平安時代にはすでに北黒坂と呼ばれていたそうです。古に思いを馳せ、味わっていただけたらと思います。

かき氷は、4種。

「紫翠」抹茶、「白雲」桃、「加賀」加賀棒ほうじ茶、「香雪」梅。

私のお薦めは、「加賀」です。渋い印象のほうじ茶ですが、香りがいいのです。

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私のイチオシ、豊潤な香りの「加賀」

他のほうじ茶も試したのですが、この「加賀棒ほうじ茶」は、鼻の奥を豊潤な香りがくすぐるのです。

「梅」は、1ヶ月ほど前に私が漬けた梅ジュースです。毎日、瓶をゆすり梅のエキスが染み出てくるのを待ちました。ようやく出番を迎えました。

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南高梅10㎏で梅ジュース作りスタート 6月16日

カフェでは、梅ソーダとして提供します。

そろそろ、柚子ソーダの素の柚子ジャムが底をつきそうです。ということで、

柚子ソーダに代わり、梅ソーダが出番を迎えることになります。

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ほんのりピンク色の自家製「梅ソーダ

  かき氷は、自家製シロップに、甘酒をトッピングした限定品です。

 うれしいことに、カフェでなく、

かき氷を目指して来店くださる方がいらっしゃるのです。

リピーターの方も。

「これは、1,000円の価値はある」とまで。

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かき氷専門店の壁面に新聞 ー昭和32年、昭和40年にタイムスリップー

かき氷専門店のカウンターは、黒色のタンスです。

このタンスは、林家の蔵にあったものです。

タンスは、昭和初期か大正時代のものでしょう。

蔵の建物の登記が大正末なので。

新聞紙は、その箪笥の引き出しの底に敷かれていたものです。

 当時の岸首相、佐藤首相の写真が一面を飾っています。

祖母と母は、たくさんの着物を一枚一枚広げ、広間でロープにかけて干しました。

仕舞うときに新しい新聞紙を敷いていました。

虫干しです。

着物の価値観の変遷を感じます。

近年は、虫干しをすることもなくなりました。

新聞紙の日付(昭和40年)までは、虫干しをしていたのでしょう。

この地の歴史も味として、

かき氷を味わっていただけると、味に深みが感じられることでしょう。

営業は、12時から17時まで、無休。

 

庭にいく種もの花が見ごろを迎えています。

この7月7日に四十九日法要を行った母が植えたものです。

昨秋まで、庭の手入れを90歳の母が一人で担っていました。

知人の庭師の方が、

「個人の庭で、こんなきれいな苔は、なかなかないね。」とまで。

黙々と庭の手入れをしていた母でした。

母はその時々に、苔をよかして、

色々な花の苗や球根、種を撒いていました。

私は、せっかくの苔を、むしり取らなくてもと思っていたのですが、

今は、可憐な花々に癒されています、母の姿を重ねながら。

そんな花を記録代わりに載せておきます。

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ホタルブクロとキキョウ
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シュウカイドウの中のホウセンカ コスモス一輪
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花を咲かせる「ピンポンの木」ー玄関ホールにてー

「ピンポンの木」を、5月、玄関ホールに設置しました。ただし、母は入院中でした。

今、次々と可憐な花を咲かせています。

1㎝程の球状の白い花です。

母が見たら、

「これどうしたがけ!」

驚いたことでしょう、約3mの高さの木が家の中にあるなんてと。

茶色くなった葉と咲き終えた花弁がホールの床に広がっています。

新芽も顔をのぞかせ、新しい命を育んでいます。

一目、見せたかったです、母に。

 

今日も、働けることに感謝して過ごします。

 

 

 

 


 

初夏の風にのって躍動 ー簡易宿所「金峰庵」、定休日なし、ポタリング・・・ー

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ここが株式会社伊造

 株式会社伊造代表取締役の服部容子です。

初夏の風が鳥のさえずりと共にカフェの門を抜けていきます。

新緑に囲まれて、空気までもきらきらしているように感じます。

コロナ感染症の感染拡大予防の対策を取りながら、慎重に

カフェを営業。

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満開の「ユキノシタ」ーカフェの後ろでー

ご来店いただいたお客様に、安心して利用していただけるように

換気や除菌、消毒等を丁寧にし、

笑顔でお迎えしています。

スタッフも健康で勤務していることにも感謝です。

 

「お寺でヨガ」は、4月から再開し、この5月で11回目の開催でした。

少人数で、換気を十分しながらの開催。

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「読経」後に「ヨガ」を。第11回「お寺でヨガ」5月29日

なんと6月は、すでに予約で満杯!

7月は、24日に決定。

 

〇 4月末、

民泊「ゲストハウス ハヤシ」から

簡易宿所「別邸金峰庵」(きんぷあん)に生まれ変わりました。

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屋内ながら緑に包まれたお風呂

砺波厚生センターから4月30日付けの許可証をいただきました。

ただし、金峰庵のオープンはもう少し先です。

1部屋(和室)定員3人から

もう一部屋増やしました。

洋室でセミダブルベッド、定員2名です。

共同ですが、専用の風呂も設置。

風呂からは、この木の葉の里の眺めも魅力になっています。

なぜ、民泊から簡易宿所にしたのか・・・。

簡易宿所は、旅館業法に則った旅館になります。

つまり、質の高い宿として、認知されることを狙っています。

もちろん、サービスのレベルアップを図っていきます。

今まさにその作戦を練っているところです。

 

〇 そして、定休日の廃止。

そう、6月から木曜の定休日を無くし、

通常営業しています。

初めての木曜営業は、6月3日。

木曜限定のメニューの準備も。

だ~れも・・・とも思ったのですが、

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木曜のみ「特製デミトマソースのふわとろオムライス」

木曜定休日と知っていたのに、うっかり予約の電話をしたら、なんと繋がった!という

女性2人を始めとして普通に来店いただきました。

木曜限定メニューのオムライスも喜んでいただけて、ほっとした1日でした。

木曜日のカフェは、私服部の担当です。

 

〇 ”ポタリング

新企画を準備中!

サイクリングとも言えますが、

それよりもゆっくりと気ままに、散歩のように自転車を走らせることを指します。

ここ(カフェバッシュワーバリー)からは、源平合戦ゆかりの俱利伽羅や宮島の鼓が滝へのコースも楽しめます。

ただ今、補助金「とやま中小企業チャレンジファンド事業」を申請中です。

認可されれば、電動自転車を設置する予定です。

起伏の激しい地なので、電動自転車ならば

スイスイと移動できます。

俱利伽羅峠や不動山へも。

また、「サイクリストに優しい宿」にも認定申請を出す準備中。

今まさに、「ナショナルサイクルルート」に、

富山湾サイクリングコース」がこの5月に指定されたばかりです。

ここでは、海にも勝るとも劣らない

緑の山々を楽しんでいただけると考えています。

 

〇 サツマイモにキュウリ、ナス・・・野菜作りを始動

 

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鳥のさえずりに包まれた野菜の苗たち

すでに、芽を啄まれたオクラの苗もありますが、

日々の成長が著しい苗、苗。

毎朝の水やりをしながら、野菜の苗に挨拶する日課が始まりました。

 

〇 2年間勤めた公民館指導員を5月末に退職

南谷地区での社会教育の要である南谷公民館指導員を退職。

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職員のみなさんからの心のこもった花束に感謝

地区のみなさんと親しく接した日々は、

貴重な財産です。

地域の人材力は、かなりのものであると知りました。

一人一人の力は、小さいかもしれませんが、

大きな力を発揮する原動力を内に秘めていると感じました。

南谷地区の素晴らしい地域資源や人材を活かしたいと強く思いました。

お世話になった皆さんに感謝します。

ありがとうございました。

 

6月からは、

株式会社伊造に注力です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

カフェオープン2周年! 1月11日は、オープン記念日 

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新春のカフェ プレゼントの地元南谷米100袋〔2合の米入り〕

 大雪の中、カフェはオープン2周年を迎えることができました。

 これまで多くの方々からご支援をいただきました。ありがとうございました。

 株式会社伊造 代表取締役服部です。

 2年前のトリプル1の1月11日の11時に、オープンしました。

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心のこもった胡蝶蘭、花々に包まれて オープン! 2019.1.11

 3年目に入りました。

さらにたくさんのお客様に来店いただけるよう努めていきます。

 新春2日から営業、100名の方にお米のプレゼント。

 1月11日からは、コーヒーチケットの販売をスタート。

 

 新年早々記録的な大雪により、臨時休業〔1月8日(金)~10日(日)〕の3日間です。

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1mを超す積雪。一面銀世界です。

家の周りや駐車場は、雪、雪、雪・・・です。

10日の午後、久しぶりに青空がのぞき、陽が差しました。

お陰で、除雪がはかどりました。

11日から営業を再開しました。 

 

3年目の前途を祝したかのように

富山テレビに取り上げていただきました。 

1月9日(土)11時24分「フルサタ!」で紹介。

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取材スタッフの皆さんと 

 

内容は、今年の干支にちなみ、牛肉に関連あるものを取り上げるとのこと。

そこで、弊社の地元の牛肉を使った手作りハンバーグに

目を付けたということのようです。

担当の門嶋さんは、美味しいハンバーグのポイントも下調べされており

しばらく、ハンバーグ談義も盛り上がりました。

取材中は、牛肉からずれないように

「その話もいいけど、今回は使えないから・・・」と軌道修正が。

また、南條アナウンサーの食レポにも感心です。

引き込まれるような表情が魅力的で

横で見ていて、手前味噌だが、実に美味しそうだなと見入ってしまいました。

 撮影は、令和2年12月28日。2時間半を要しました。

なのに、実際の放映は、3分20秒程。

ねらいに沿ったものにするため、妥協せずに作成に時間をかけているのだと…。

我がカフェも同じだと、そうしないといけないと感じました。

 

わが社のコンセプトは、「温故知新」。

ニューコンセプトは「自然との再会」。

この里山で企業をする理由です。古くからある伝統や文化など知り、理解する。その中に学ぶべきものがたくさんあると考えます。

そのよさを活かし、新たな経済を作り、持続可能な地域づくりをしていこうとしています。南谷地区の価値を活かしてカフェの成長とともに地域が発展することを考えています。今は小さな一歩ですが、きっと大きく大きく伸びていくと確信しています。

 

コロナ感染症の対応や雪対策も見据えて

営業していきます。

3年目は、ホップ、ステップ、飛躍の年です!

3年目も宜しくお願い致します。

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お祝いのメッセージを添えて。響く歓声に、にやり。

 

 

新企画続々!塩麴講座、親子芋掘りワークショップ・・・

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「よいしょ、よいしょ」初の芋掘りワークショップ

 10月18日、天気に恵まれた日。芋掘りのワークショップを開催。

株式会社伊造 代表取締役服部容子です。

初のイベントもいくつか実施。

コロナ禍の下、感染リスクを回避し、実施。

芋掘りは、弊社のスタッフのみの参加。

場所は、カフェのある地の裏山。

時々、大きな芋に、歓声が響きました。

「久しぶり!何年ぶりやろか。」ママの声も響きます。

天候に恵まれて秋の1日。親子で芋掘りを満喫。

味も上々です。

 

10月25日。

塩麴ワークショップ。

塩麴の魅力を伝えました。

麹とは何ぞやから始まり、塩麴を使った料理、塩麴の作り方について、さらに

塩麴たっぷり活かしたランチを挟みながらのワークショップ。

カフェの小上がりの部屋に定員いっぱいの参加者を迎えました。

正に弊社の経営理念の「温故知新」です。

麹は古い時代から使われていたのですが、麹の良さに気づき、

今の生活の取り入れたいと考えている方々の参加でした。

 

12月は、恒例の「かぶら寿司ワークショップ」。今年は5年目、5回目。

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かぶに切れ目を入れるのに全集中!面取りもして料亭の味に。

今回は、平日と土日の2コースを設けました。

土日コースは10名の申込みで、定員オーバーです。

そこで、場所を母屋のキッチン・リビングにしました。

会場として、使いやすい広さです。水道が1か所だけなので、

手洗いや洗い物があると、行列ができました。

作業の順番を入れ替えたり、声掛けしたりすることで、混雑が緩和されました。

参加された皆さんは、美味しいかぶら寿司を手に入れようと真剣そのものです。

熱心な受講態度に、私も力が入りました。

きっと、お節料理の一品になっていることでしょう。

 

そして、「お寺でヨガ」。8月から再開です。

定員を減らして開催。

講師MANAMIさんの魅力に、たくさんの方が参加を希望されます。

運動後のカフェタイムで、参加者は一層親しくなっているようです。

12月から冬期休止です。

次回は、春です。

 

さらに、新しいことも。

新メニューの開発、オードブルの予約販売、夜間のディナー企画。

平日限定のスペシャルデザート。

新メニューは、02に取り上げられた「里山のトマトドリア」。

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里山のトマトドリア」

熱々のドリアがこれからの寒い季節に身体をあたためてくれそうです。

 

10月平日のスペシャルデザート。「かぼちゃ丸ごとプリン」

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完売!皮までおいしい「かぼちゃの丸ごとプリン」

 

12月平日スペシャルデザートは、「りんごの丸ごとアップルパイ」。

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テイクアウト用に箱に収まっている「りんご丸ごとアップルパイ」

松永農園のふじりんごで作ると、りんごが丸ごと濃厚な密状態になるのです。

時間をかけてオーブンで焼くと、

中はジューシー、外はパリッと。

あの大きなりんごが、紅玉ぐらいの大きさに。

りんごの甘さが凝縮したような美味しさです。

 

オードブルの商品化。

ディナーの企画、実施。

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12月のクリスマスディナー。特別な1日を提供。

 

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野菜の美味しさ詰まったオードブル

美味しさは、幸せをもたらしてくれます。

お客様の弾んだ声、笑顔に

私も幸せに満たされます。

 

ニンジンが甘~い -収穫の秋ー

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コスモスが庭を彩る

株式会社伊造 代表取締役服部容子です。

今日、家の裏の畑で、ニンジンを抜きました。

泥を洗い落として、

口にしてみました。

ガブッ。

甘い!

違いを知りたくて、冷蔵庫にあるスーパーで購入したニンジンも一口・・・。

えっ、ニンジンの美味しさに大きな差が。

 

昨年、畑をレンタル農園として貸し出したYさんのことを思い出しました。

Yさんは、レンタル農園を主にニンジンの栽培のために使われました。

それも、なんと愛犬のために。

昨年の秋のある日、Yさんが畑に連れてきた愛犬に採れたてのニンジンを差し出すと、

クッパクッと食べたと。

それを聞いて、にわかに信じられなかったのですが、

今日、これほどまでに違いがあることに愕然としました。

美味しいのです、畑のニンジンが。

見た目はごつごつして、決して容姿端麗とは言えません。

色も濃い朱色です。どちらかと言えば、色黒です。

一方、スーパーのニンジンは、三角錐状で形が整い、明るい朱色で色白、

明らかに美味しそうに見えます。

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キッチンで出番を待つ色黒のニンジン

 夕食に、これも自宅の畑で栽培した玉ねぎと一緒にカレーに調理です。

 犬の食へのこだわりが、少し分かった気がしました。

犬の味覚は、それほどまでに敏感なのだろうか。

 

そして、サツマイモ。

試し掘りして、ガスオーブンで焼いてみると、

ほっこりとした味に。

裏の畑の半分程が、サツマイモ畑です。大芋掘り会をやりたいなぁと企んで・・・。

いよいよ今月の18日(日)に収穫します。

今のところ、3組の親子が参加です。

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ツルをほぼはがし、芋掘りの準備OK!

 コロナ感染症感染予防のために、大人数での芋掘りイベントを自粛。

 幼稚園児が数名参加です。可愛い歓声が里山に響くことでしょう。

 土に触れ、収穫の喜びを味わってくれたらうれしいです。