小矢部の里山で自然派カフェ経営、63歳からの挑戦‼

三井アウトレット北陸小矢部の近くの里山の日々をつづります。

かき氷専門店「北黒坂」営業中  ー7月3日(土)オープンー  

f:id:youko-h:20210706131350j:plain
f:id:youko-h:20210706140516j:plain
香ばしい加賀棒ほうじ茶「加賀」がお薦め! 令和3年7月3日オープン

株式会社伊造 代表取締役服部容子です。

f:id:youko-h:20210706150652j:plain

雨でしっとりとした佇まいのカフェ前

氷を削るコツを覚えるため、味見のためにと、何杯ものかき氷を味わいました。

暑い日に、美味しかったです。

じっくり時間(72時間だそうです)をかけて凍らせた氷が美味しいと、「金沢氷室」(金沢市クラモトアイスさん)の氷を準備。

氷を削るときの氷の温度を見極めることがポイントだと。

クラモトアイスさんの氷のプロ(自称)からリモートで教えていただきました。

 

かき氷専門店「北黒坂」。

北黒坂とは

かつて源平合戦の兵士が、この安楽寺から「北黒坂」を通って倶利伽羅峠に向かったと源平盛衰記に記述があります。なんと、平安時代にはすでに北黒坂と呼ばれていたそうです。古に思いを馳せ、味わっていただけたらと思います。

かき氷は、4種。

「紫翠」抹茶、「白雲」桃、「加賀」加賀棒ほうじ茶、「香雪」梅。

私のお薦めは、「加賀」です。渋い印象のほうじ茶ですが、香りがいいのです。

f:id:youko-h:20210706143931j:plain

私のイチオシ、豊潤な香りの「加賀」

他のほうじ茶も試したのですが、この「加賀棒ほうじ茶」は、鼻の奥を豊潤な香りがくすぐるのです。

「梅」は、1ヶ月ほど前に私が漬けた梅ジュースです。毎日、瓶をゆすり梅のエキスが染み出てくるのを待ちました。ようやく出番を迎えました。

f:id:youko-h:20210711074835j:plain

南高梅10㎏で梅ジュース作りスタート 6月16日

カフェでは、梅ソーダとして提供します。

そろそろ、柚子ソーダの素の柚子ジャムが底をつきそうです。ということで、

柚子ソーダに代わり、梅ソーダが出番を迎えることになります。

f:id:youko-h:20210706144450j:plain

ほんのりピンク色の自家製「梅ソーダ

  かき氷は、自家製シロップに、甘酒をトッピングした限定品です。

 うれしいことに、カフェでなく、

かき氷を目指して来店くださる方がいらっしゃるのです。

リピーターの方も。

「これは、1,000円の価値はある」とまで。

f:id:youko-h:20210710223718j:plain

かき氷専門店の壁面に新聞 ー昭和32年、昭和40年にタイムスリップー

かき氷専門店のカウンターは、黒色のタンスです。

このタンスは、林家の蔵にあったものです。

タンスは、昭和初期か大正時代のものでしょう。

蔵の建物の登記が大正末なので。

新聞紙は、その箪笥の引き出しの底に敷かれていたものです。

 当時の岸首相、佐藤首相の写真が一面を飾っています。

祖母と母は、たくさんの着物を一枚一枚広げ、広間でロープにかけて干しました。

仕舞うときに新しい新聞紙を敷いていました。

虫干しです。

着物の価値観の変遷を感じます。

近年は、虫干しをすることもなくなりました。

新聞紙の日付(昭和40年)までは、虫干しをしていたのでしょう。

この地の歴史も味として、

かき氷を味わっていただけると、味に深みが感じられることでしょう。

営業は、12時から17時まで、無休。

 

庭にいく種もの花が見ごろを迎えています。

この7月7日に四十九日法要を行った母が植えたものです。

昨秋まで、庭の手入れを90歳の母が一人で担っていました。

知人の庭師の方が、

「個人の庭で、こんなきれいな苔は、なかなかないね。」とまで。

黙々と庭の手入れをしていた母でした。

母はその時々に、苔をよかして、

色々な花の苗や球根、種を撒いていました。

私は、せっかくの苔を、むしり取らなくてもと思っていたのですが、

今は、可憐な花々に癒されています、母の姿を重ねながら。

そんな花を記録代わりに載せておきます。

f:id:youko-h:20210710231651j:plain
f:id:youko-h:20210710231715j:plain
ホタルブクロとキキョウ
f:id:youko-h:20210711101602j:plain
f:id:youko-h:20210710231629j:plain
シュウカイドウの中のホウセンカ コスモス一輪
f:id:youko-h:20210710231838j:plain
f:id:youko-h:20210710231908j:plain
花を咲かせる「ピンポンの木」ー玄関ホールにてー

「ピンポンの木」を、5月、玄関ホールに設置しました。ただし、母は入院中でした。

今、次々と可憐な花を咲かせています。

1㎝程の球状の白い花です。

母が見たら、

「これどうしたがけ!」

驚いたことでしょう、約3mの高さの木が家の中にあるなんてと。

茶色くなった葉と咲き終えた花弁がホールの床に広がっています。

新芽も顔をのぞかせ、新しい命を育んでいます。

一目、見せたかったです、母に。

 

今日も、働けることに感謝して過ごします。