株式会社伊造 代表取締役の服部容子です。
8月で、起業4年目を迎えます。
社員の雇用も、新たに契約です。
その際に、社長面談。
昨年、社長面談を始めて実施。
その効果を実感したので、今年も行いました。
効果とは、スタッフのモチベーションや技能向上が見られたのです。
これは、評価シートを基に弊社が目指している理念や業務内容、接客態度を改めて確認。社員の指導に繋がったからだと言えます。
素晴らしい勤務ぶりには、賞賛を惜しまずに。
「私語禁止」の自己評価に、「はっ」とした表情のスタッフもいました。
その際は、状況を確認し、私語禁止の大切さ、理由等を説明し、
勤務の改善に活かされました。
学生のスタッフも多く、就職活動や卒業を前に退職です。
そのため、暫らくでメンバーが入れ替わったり、休んだりします。
スタッフの指導が重要となってきます。
30分間、評価シートの記入。そして、勤務の様子や考え、思いを聞きました。
評価シート①は、100点満点で自己評価します。
②は、記述式です。
評価シート①で、カフェの勤務の基本を確認します。
うれしいことに、昨年よりも点数がアップしていること。
100点が大半の人も。控えめの80か90点ばかりの人も。
できていると思うけど、100点はどうかと思うので・・・と。
いずれのスタッフも、接客の仕方に向上が見られます。・・・と私は思っています。
お客様、スタッフ同士の挨拶の声は、はっきりと聞こえるようになりました。
料理を提供するときの、厨房内での
「お願いします。」
「ありがとうございます。」
は、作業及びスタッフの連携に生かされていると感じます。
接客7大用語は、少しずつ身についてきています。
それにしても、何も知らない飲食業に取り組んで戸惑っているのが、私自身です。
「恐れ入ります。」
「かしこまりました。」
は、普段口にすることがなかったので、自然と言えるように努めています。
お客様にお客様としての接し方がどうあればいいのか
試行錯誤しながらの日々です。
評価シートで意外なことに、
〔11 基本心得 店名の由来やコンセプトを説明できる〕
理解しているスタッフが少ないということ。
バッシュワーバリーは、「小鳥のさえずり」や「ウグイス」の意味であることは
スタッフの皆さんは知っています。
由来となると説明できないのです。
知ってもらうよい機会にしています。
由来は、「この里山では、ウグイスが、2月下旬になると鳴き始めます。
ウグイスは、美しい鳴き声で知られていますが、初めから美しく鳴けません。何度も練習を重ねることによって、美しい鳴き声になります。
そんな成長する姿をカフェの経営に重ねたものであるとともに、来店いただいたお客様にも成長とは大げさですが、気づきや前向きになれる場でありたい。」と思いを込めたものです。
メニューコンセプトは、
「自然との再会」です。
私たちは、自然の中で育まれてきました。
緑豊かな自然に囲まれたこの地の素晴らしさや
先祖代々がこの自然を守り活かしてきたことを
カフェ内やメニューに活かしています。
2階の図書コーナー「知の森」の本の内容をみていただいても知っていただけると思います。
これらについては
メニューブックの最初のページに書いてあります。
評価シート②…これは、今年初めて実施。
例えば、〔5 お客様のご来店と、呼び鈴が同時でした。料理も丁度、出来上がりました。ご案内・オーダー・料理提供 あなたが一人で接客する場合は、どの手順でどのように行いますか。〕
弊社の正解の手順は、
料理の提供 → オーダー → ご案内 です。
全スタッフ、正解です。
「どのように行いますか」は、今後さらに
向上の余地のあるところです。
30分間の面談は、今後の勤務にプラスにしたいと考えて1年に1度設けています。
スタッフにとっても
働きやすい、働き甲斐のある職場でありたいと
日々考えています、簡単ではないですね。
うれしいことに
ただいま、かき氷専門店「北黒坂」のお客様が増えています。
人気の第1位は、「白雲」(桃)です。だんとつです。
第2位は、「加賀」(加賀棒ほうじ茶)
第3位は、「紫翠」(抹茶)
第4位は、「香雪」(梅)
テラス席で、かき氷を口にしながら談笑する姿見られます。
氷で暑さを楽しんでいただけたらいいなと思いながら、
お客様を眺めています。
私は、日々、シロップ作りにも精を出しています。
*1:ここに脚注を書きます