小矢部の里山で自然派カフェ経営、63歳からの挑戦‼

三井アウトレット北陸小矢部の近くの里山の日々をつづります。

「知の花」が更なる癒しの空間に  ―エバーフレッシュに可憐な花が― 

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輝くボール状の黄色の花

 株式会社伊造 代表取締役服部容子です。

 8月13日に完成した「知の森」。

 連日の猛暑に、熱い気候が好みの植物も勢いが減退ぎみ。

 完成を喜んだのもつかの間。

 真っ先に、葉がしおれ、葉が落ちたのが「エバーフレッシュ」。

 これまで水のやり過ぎで、根腐れで植物を弱らせることが多かったのですが、

今回は水不足だったようです。

 1、2週間に1度の水やりの予定だったのですが、

「知の森」に来て、4日目でしおれてきました。

あわてて水をやったのですが、葉は茶色くなり、次々と葉が落ちていくのです。

 床は、小さな葉を散りばめたようにくすんだ緑色に。

 「エバーフレッシュ」は、歯が欠けたような隙間の空いた複葉に。

 

 施工した西尾さんからの助言で、

霧状にして肥料を葉にかけたり、葉水をしたり、水をこまめにやったりしました。

さらに、土に肥料をやったりと・・・。

毎日、朝夕に「知の森」に出向き、世話をしました。

 分かったことは、

この夏は、異常に暑いということです。

夜遅い時間、朝の早い時間、いつ行っても、ムンムンするサウナ状態です。

「知の森」の植物は、カフェの営業中は、冷房で暑さをしのげたのですが、

営業が終わり、冷房を切ると一気に気温が上がり、異様な蒸し風呂状態の中で過ごしていたのです。

 

 それが、9月2日。

 エバーフレッシュにボール状の黄色の花を見つけたのです。

 枯れるかと心配したのに、花を付けるとは。

 エバーフレッシュは、ネムノキの仲間です。

 常緑性のネムノキです。

 あのネムノキの薄紅色のふわふわの花とは違い、

エバーフレッシュの花は黄色でボール状です。

可憐の一言。直径3㎝程の大きな飴玉のようです。

 なんだかご褒美をいただいたような気分です。

 薄黄緑色の小さな葉も葉先を伸ばしています。

 黄色の花は、しばらくで散り、床は黄色く染まっています。

次々と花を咲かせています。

 居心地がいいと花を咲かせるそうです。

ようやく新しい環境に慣れてきたのでしょうか。肥料の効果が大きのでしょう。

 ただ、3本のエバーフレッシュがあるのですが、あとの2本には花はありません。

日当たりを好むエバーフレッシュです。花が付いたのは窓に面した1本のみ。

 この後、実を付け、緑色のさやが赤くなるようです。

 そのため、和名が「アカサヤネムノキ」と言います。

 

 花言葉が、「歓喜」「胸のときめき」です。

 

 「知の森」で多くの方に癒し、喜び、元気を、届けてくれることでしょう。