株式会社伊造 代表取締役服部容子です。
北京オリンピック真っ最中。日本選手の活躍の明るいニュースが日々届いています。私もついテレビ画面に見入ってしまいます。
ただいまカフェは、休業中です。1月31日から休業し、2月5日(土)6日(日)に営業を再開しました。しかしながら、コロナの感染拡大が収まるどころか、感染者数が増加の一途をたどります。再び、2月7日(月)から今日まで休業です。今日、2月16日(水)現在、富山県の感染者数は571人。なんと過去最大の感染者数です。2月19日(土)から営業再開の予定にしていますが、・・・。
そんな折、食材の消費期限が迫ってきます。まず、生パスタ麺のどう処理するか。「食ロス」が言われる今日、無駄にはしたくありません。喜んでいただける先を思案していました。
そうです。この南谷地区に、障害者のための渓明園があることに気づきました。南谷地区の「論田」石川県堺に近い山間の奥まったところにあり、障害のある方々を日々献身的に支えている施設に思い当たりました。電話で私の思いを伝えたところ、早速生パスタ麺を引取りに来ていただきました。2月7日(月)再度の臨時休業をした日です。管理者の太田さんは、快く引き取ってくださいました。渓明園でお世話している方は、70名余りだそうです。そんなに多くの方が入所しているとは知らず、私のお渡ししたパスタ麺の数は、入所者数に対してわずかでした。が、とても丁寧に挨拶をして帰られました。それから、しばらくした今日、丁重な礼状が届きました。文書の右上には「社渓小第59号」と公文書扱いです。熱い思いが、私の心にこみ上げました。
今年に入ってからも、アフターコロナを見据えて取り組んでいます。そんな事業の取組みの一端を紹介します。
・トイレに、おむつ交換台の設置
これまで、お子さん連れの方はおむつの交換をどこでしたらいいか思案されていたことと思われます。幼いお子様には、おむつの交換は必要です。そこで、衛生上の問題もあるので、トイレにおむつ交換台を設置しました。パパママがおむつの心配をしないで過ごしていただけるのではないかな。
・ふるさと納税返礼品
小矢部市産の食材を活用した商品をふるさと納税の返礼品として登録しました。カフェの一番人気メニューのハンバーグとプリンです。いずれも小矢部産の肉、卵をたっぷり使った商品です。「さとふる」での公開は、もうちょっと後です。
2月9日に、初の返礼品、ハンバーグを発送!喜んでいただけたかな。
冷蔵品として扱っています。これまでに、食品分析所での成分分析や日数経過による大腸菌数の検査等を経ました。容器の吟味や真空パックの仕方等にも時間をかけました。準備を始めたのは、かき氷を提供している最中の7月。ようやく準備が整いました。
・ポタリングの設定
自転車で散歩するようにをコンセプトに、ポタリングを準備。
坂道の多い起伏に富んだこの南谷地区を散歩するように電動自転車で散策します。電動自転車にヘルメットを備えました。そして、3つのコースを設けました。俱利伽羅コース、宮島の滝コース、稲葉山コースです。リーフレットやHPにもアップしました。
撮影は、1月。カフェの前では、雪をスコップでよかしたり、水で解かしたりして撮影に臨みました。モデルの二人は、ホッカイロを付け、春の雰囲気で撮影に臨んでいただきました。もう少しして雪が解け、春の日差しの下、楽しんでいただけると考えています。
・木漏れ日の中で癒しのひと時を、ーウッドデッキの設置ー
簡易宿所「金峰庵」の後ろの高台にウッドデッキを設置しました。広さは、う~ん60畳くらいかな。【17m×6m】屋外でのリモートワーク、食事、軽運動・・・等に活用したいと考えています。晴れた日のブランコは、わたしのお気に入りです。今は、雪の中です。
・「地元で愉しもう!とやま観光キャンペーン」県民割引キャンペーンに参加
コロナ下、宿泊事業者救済の富山民割引キャンペーンに申請し、認可されました、2月15日に。じゃらんからのみの宿泊の予約を受付け。予約の問合せの際に、県民割が使えるかどうかの質問があるため急遽、申請することにしました。まず、go toトラベルに申請したのが、令和3年12月。年が明け、令和4年1月に東京から現地審査に審査員が2名訪問。2月に認可され、すぐに県に申請しました。
ただ、経営の見直しのため、現在は予約を中止しています。これまで予約を受付けた分は、対応します。4月にも予約が入っていますので、喜んでいただるようお迎えします。
・味噌づくりワークショップの開催
ただいま、味噌づくりを開催中です。3回予定しましたが、希望者が多く
今年は4回の実施。参加者は20数名です。
発酵食のよさ、材料の吟味、手作りのよさ等が喜ばれています。
リピーターが増えていることからも伺えます。
大手メーカーの味噌には、発酵の時間が短く、さらに発酵を止めて(酒精を添加)販売しているものが多く見られます。同じ味噌と言っても、品質に大きな違いがあります。それは、美味しさにも表れています。
「美味しくなあれ!」とおまじないを掛けながら、作っています。秋には、格別な味噌を味わっていただけます。
参加者の感想から・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
材料それぞれを説明していただき自分の手で作りあげる味噌はどの味噌よりおいし く愛着を感じます。昨年作った味噌がおいしく家族も喜んでくれ、味噌汁を作る回数も増えました。旬の具材を使った味噌汁を食べていれば安心感があります。
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コロナが終息し、春の到来が待ち遠しいです。臨時休業もこれで終わりになりますようにと祈るばかりです。休業中は、飛躍の前の準備期間と捉え、大切に過ごそうと思います。