小矢部の里山で自然派カフェ経営、63歳からの挑戦‼

三井アウトレット北陸小矢部の近くの里山の日々をつづります。

「プログラミングするよりも手動の方が楽じゃない・・・」 ーちびっ子プログラミング講座の成果を実感ー

f:id:youko-h:20191206225637j:plain
f:id:youko-h:20191206225703j:plain
にゃん社長の話に耳を傾けるちびっ子たち  ドローンを囲んで熱い話合い

 「小矢部の子どもを育む会」代表の服部容子です。

半年準備をしてきた「ちびっ子プログラミング講座」を終え、

ほっとしているところです。

子どもたちのきらきらした瞳の輝きを目の当たりにして

講座を実施してよかったと感じています。

 

日程 

1日目 11月30日(土)13:30~15:00

   子どもたちは、講師の金谷氏からテレビ電話で指導を受ける。

   他二人のスタッフから、ドローンの操作の仕方を教わる。

   一人ずつプログラミングでドローンを飛ばす。

2日目 12月1日(日)10:00~11:30

   講師の金谷氏から直接指導を受ける。

   ドローンの活用の実態を知る。

   ドローンが経済社会に与える影響を考える。

   プログラミングでドローンを操作する。

 

 2日目、講座の後半で、

にゃん社長(講師の金谷智さんの自称)の「プログラミングをやって思ったことをなんでも言って!」に答えて

「プログラミングするよりも手動の方が楽じゃない・・・」

と熱心に取り組んできた男児が発言する。

2日間ドローンをプログラミングで飛ばす体験をたっぷりして、

思ったことであった。

プログラミングでドローンを思うように飛ばせず、四苦八苦したからであろう。

そんな彼だからこその素直な発言であった。

2日目に、家庭から持ってきたドローンを、自由自在に動かしていた子がいた。

そんなドローンの動きや操作の様子を見ていたことから考えたのかもしれない。

 

数人のグループで話し合って距離や高さを目測して

プログラミングをするのであるが、

ドローンが思ったところに行かないのである。

何度も何度も入力し直しながら、飛ばした。

想定したとおりにドローンを飛ばせたときには、大きな歓声が上がった。

 

「手動の方が楽」の考えで終わっていいものかと・・・。

他の子も、そうだなという雰囲気まで。

しかしながら、そこはさすが、にゃん社長。

「プログラミングには、まだできることがあるんだよ。

 繰り返し動かすことができる。」

手動とプログラミングの違いについて少しばかり説明を入れた。

プログラミングの大きな可能性が見えたのではないだろうか。

子どもたちの顔が高揚したように感じた。

 

2日目のスタート時には、

ドローンが使えるとお給料はどうなるかの話から、

需要と供給、さらに経済社会の仕組みにまで話が及んだ。

ドローンひとつとってみても、社会は変遷していくことを感じてくれたことだろう。

 

2日間で

これから必要とされるプログラミングの一端を子どもたちに触れてもらった。

プログラミング的考え方も知ったであろう。

また、私が心強く思ったこと、

市内小学校の先生が学びたいからと参加されたことである。

今後のプログラミングを生かした授業をしていくうえで、

とても参考になったと明るく語られた。

来年度から、プログラミングの授業が始まる。

授業のヒントがたくさん得られた言う。

 

今回、おやべ型1%まちづくり事業として実施させていただいた。

市の職員や学校関係者のみなさんのご理解とご支援により、

無事本事業を終えられたことに感謝しています。

 

実施して1週間。

実は、もやもやした気分でいた。

「小矢部の子どもを育む会」を設立したときは、

来年も再来年も実施するつもりでいた。

しかし、準備を進めるうちに、もう今年で止めようかなと考えるようになった。

募集をかけても、参加者が集まらず、

説明しても、反応が鈍く・・・。

 

今は、来年もやろうと考えている。

地域づくりは人づくりからと考えて「小矢部の子どもを育む会」を作ったのだから。

小さな一歩を、もう少し進めようと思っている。

何といっても、参加した子供たちの表情が忘れられない。

参加した子供たちの保護者からも好評であった。

私自身が成長して機会でもあったと、今は感じている。

支援していただいたみなさんに感謝しています。

 

www.hokkoku.co.jp