小矢部の里山で自然派カフェ経営、63歳からの挑戦‼

三井アウトレット北陸小矢部の近くの里山の日々をつづります。

カフェの営業についての説明会を町内で開催 「コーヒー、いくらけ?」

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説明に熱心に耳を傾けてくださる町内の皆さん カフェについて話す坂本さん

株式会社の伊造 代表取締役の服部容子です。

カフェのオープンに向け、

今夜は、安楽寺町内の皆さんに

説明会を開きました。

 

「伊造け。」

説明会の資料のページをめくりながら

近所のUさんは、早速、会社名の「伊造」に目を付けられました。

林家の屋号は、「いぞさ」です。

「いぞう」から付いたものです。

初代、2代目は、私にとって、曾祖父、祖父は「伊造」でした。

私にとっても、思い入れのある名前です。

会社名の「伊造」は、

地域を大切にしてきたその先祖の願いや思いを生かして付けたものです。

その説明に、頷いて聞いていただきました。

 

10月20日(土)午後7時から安楽寺公民館で説明会を開催、

15名の方々に、足を運んでいただきました。

 

内容は、以下の通りです。

・会社の設立について(担当:服部)

 平成30年8月27日株式会社伊造を登記。

 3人の取締役の自己紹介 

・カフェの内容について(坂本)

  オープンは、12月初旬。

  定休日は、木曜日

  営業時間は、11時~19時

  野菜たっぷりのランチがメイン、

  ハンバーグやパスタ、ケーキ、コーヒーなど、

  老若男女に利用してもらえるメニュー

  講座や楽しいイベントもある等・・・。

・民泊について(服部)

  6月から9月まで、24名の利用者。

  20、30代の年代層が大半を占める。

  半数が海外の方である等・・・。

・町内の皆さんにお願いしたいこと(林)  

  工事は、10月22日(月)から。

  工事の車両の出入りで迷惑をかけることの配慮

  家庭で育てられた野菜、山菜等の購入や店頭販売のお願い

 

一通り説明やお願いをした後、質問や意見を求めると、

Kさんは、

「コーヒー、いくらけ?」

コーヒー好きのKさんらしい質問です。

「480円です。こだわりのブレンドです。器も城端の陶芸家の金さんの作品です。美味しく味わっていただけると思います。」

 よさが、伝わっているといいのですが。

 奥様が

「そんなこと、聞かんでもいいがに・・・。」

いいえ、関心をもち、知っていただけて、うれしいです。

続けて、Kさんの奥様やはりKさんは、

「11月、オープンやいうて、友達に言ったがに、12月ながいね。」

そうなんです。工事の着工が遅れて、12月になりました。

しばらく、お待ちください。

友達に伝えて、是非来てくださいのお願いに、

「行くよ。」

と強く答えてくださり、思わず笑顔のアイコンタクトで返しました。

 

谷坪野出身の坂本さんは、片付けながら

「個人のカフェの説明会に、たくさんおいでるね。」

「社長は、少ないと思ったのですか。」

最近、私を社長と呼ぶ坂本さんの質問に、

正直、さみしく頷きました。

地域のみなさんに受け入れていただくには、

カフェの営業に誠意をもって務めていくことが、一番かなと思いました。

 

カフェのオープンにまでに

準備することが山積です。

お皿、お盆探しも、まだ半ばです。

料理の完成度も高めないと、・・・

 

帰りがけに、どなただったか

「楽しみやね。」

と、うれしい声かけに、私は、にっこり。

本心は、どきどきなのですが、

勇気をいただいた気分です。

みなさん、ありがとうございました。