小矢部の里山で自然派カフェ経営、63歳からの挑戦‼

三井アウトレット北陸小矢部の近くの里山の日々をつづります。

畑作りをスタート ―秋には、親子イモ掘りをしよう―

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輝いて見える五郎島金時サツマイモと桃太郎トマトの小さな命

株式会社伊造代表取締役服部容子です。

5月に入り、畑作りをスタートです。

今年も野菜の苗を植え付けました。

 

幼い頃の我が家では、祖母や母が収穫した山菜や自家用の野菜が食卓を賑わしていました。夏は、毎日のようにナスと素麺のおつゆ。キュウリの酢和え。

出荷用の米の他に、

たくさんのサツマイモやキュウリ、ナス、スイカ、カボチャ、トウモロコシ、イチゴ、・・・。

秋には、大根や白菜、カブ、・・・・。

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ウド―ご近所の方が届けてくださいました―

 

梅の実は、竹の棒で叩き落しました。

幼い私は、祖母が落とす梅の実を飽きもせず眺めていました。

その梅の実で梅干しを。大根を干して沢庵に。

味噌は家族総動員で大きな樽にたっぷり作りました。

秋には、決まって食卓に上がるのが自然薯でした。 

今思えば、自然薯の「とろろ」はすごいご馳走です。

秋、祖父が柄の長~い鋤で掘った、くねくねと曲がった長~い自然薯を誇らしげに見せてくれたことが脳裏に焼き付いています。

折らずに掘ることがどんなに難しいかを自慢げに語ってくれました。

その自然薯の粘っこいといったら。

たっぷりの大根おろしを加えて、

かき混ぜてかき混ぜて、とろとろになりました。

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掘りたての我が家のタケノコ

地産地消と言われて久しいですが、

地元で採れた作物をいただくことが

身体を大切にすることにつながっていると考えます。

 

カフェのコンセプトの「温故知新」にその思いを込めています。

地元産の野菜。

発酵食の味噌や醤油、酢、麹を活かした塩麴や醤油麹。

身体は、自分が食したものでできている。

だから、食材にこだわる。

 

また、土や風は身体や心を癒してくれます。

私が今元気でいられるのも、幼い頃から自家栽培の野菜や山菜、味付けが発酵食中心の食事が大きな要因の一つだとも言えます。

 

前置きが長くなりましたが、

今年は、

サツマイモ 100本。

キュウリ、トマト、ピーマン、ナス、パプリカ、カボチャ、ニンジン。

苗の間隔を十分にとりました、「三密」にならないように。

毎朝、水やりをするのが楽しみです。

手間をかけただけ、伸びてくれます。

野菜から元気をもらっています。

 

秋には、親子サツマイモ堀りがしたいなあ。

きっと、コロナ感染症の感染が収まっている・・・でしょう。